岩と鳩のおいしい関係(カッパドキア1)

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

イスタンブールから夜行バスで12時間。
私は憧れのカッパドキアに着きました。岩、岩、岩。岩だらけ。
こんなに岩だらけでいいのか?と思うほど岩に囲まれた村で3日過ごしました。



岩に囲まれたギョレメ村に到着



ホテルから眺めたギョレメ村遠景


ホテルも岩をくり抜いて造られた洞窟ホテルでした。
村で一番高い岩の上にあるホテルに泊まったので眺めもよかったです!


さてトルコのカッパドキアは奇岩の火山地帯で有名ですが、
同時にワインの産地でもあります。
岩だらけの不毛の大地にワインが?と思ってしまいますが
本当なのです。(村にワインバーもあります)


昔、岩窟に住む人たちが、鳩の住居も一緒に作り、
穴の中にたまった鳩の糞を肥料にしてぶどうを栽培し、上質のワインを造ったといわれています。
今でも岩の穴には鳩が住み、この地方でワインが作られ続けています。
村をぶらぶら歩いていると、鳩の住居を見つけました。



左側の岩にあるのが鳩の住居



鳩の住居(拡大)



岩とともに生きる鳩たち(ギョレメ野外博物館にて)


鳩がトルコワインの味に貢献していたとは、驚きです。
鳩と共生する暮らしが今も続いているとはすごい。
日本の首相も喜ぶのではないでしょうか?

このブログを書きながら、浅草のトルコレストランで
トルコワインを飲んだことを思い出しました。
あれはカッパドキア産だろうか。多分違うだろう・・今度確かめに行こう。